東京都「心のバリアフリー」
先週の3月23日に、東京都「心のバリアフリー」サポート企業 に登録されたという連絡を頂きました。
「心のバリアフリー」とは何なのか?と言いますと、全ての人が平等に参加できる社会や環境について考え、必要な行動を続けることです。
弊社はその考えに賛同し、「心のバリアフリー」サポート企業に応募させて頂いておりました。そして先週、登録されたという連絡を頂きました。
どの様な行動をとるのかと言いますと、東京都「こころのバリアフリー」のサイトに記載されていますのでご紹介致します。
障害の社会モデル※の視点でバリアを理解する
全ての人が平等に社会参加できる環境をつくる。それは、誰とでも一緒に移動でき、店舗やサービス等を利用し、活動に参加できることです。そのためには、人間関係を含めた社会との関係によってバリアが作られることを理解し、様々な人々がともに暮らしていることを意識することが必要です。
「障害のある人のことは考えていなかった」「外国人がわからないのは仕方ない」と考えていませんか。そう考える人々の意識や施設の不備など、社会や環境からバリアが作られていることを理解することで、私たちにも、そのバリアを除去するためにできることが見えてきます。
※「障害の社会モデル」
障害者が日常生活又は社会生活において受ける制限は、身体障害、知的障害、発達障害を含む精神障害、難病、その他心身の機能の障害のみに起因するものではなく、社会における様々な障壁と相対することによって生ずるものとする考え方
例えば、足に障害のある人が建物を利用しづらい場合、段差がある、エレベーターがない、といった建物の状況に原因があるという考え方
コミュニケーションをとる
バリアにより支障を受けている人に対して、どのような配慮が必要か、コミュニケーションをとり、意向を確認します。どのようにしたらいいか迷ったときは、「何かお手伝いできることはありますか」と話しかけたり、相手に応じてメモを見せたり、身振りを用いるなど工夫して伝えてみましょう。意向を確認することは、その人の意思を尊重することでもあります。
適切な配慮を行う
バリアの解消に向けて、自分にできる具体的な行動を行います。その際、周囲の人の協力を得る必要がある場合や、別の誰かにつなげなくてはいけない場合があるかもしれません。
大切なのは、バリアを解消して、本人が希望する活動を可能にすることであり、そのために適切な配慮を行うことです。本人が満足しているか、コミュニケーションを通じて確認しながら、行動することが重要です。
意識を変えるためには、先ず行動を起こす事が大切だという考えから「心のバリアフリー」に応募致しました。